中央店 健康情報

アルコールと睡眠2019/03/05

 

睡眠への影響

アルコールは睡眠に様々な影響を与えます。高用量のアルコールでは、寝つきは良くなりますが睡眠の持続性が低下します。

一方、低用量のアルコールでは、寝つきが悪くなり睡眠時間が長くなる傾向が見られます。
慢性的にアルコールを摂取すると、寝つきが悪くなり、睡眠が分断されやすくなるため睡眠時間が減少してしまいます。


寝酒の悪影響
寝つきを良くするためにアルコールを飲んでいる人の多くがその効果を実感しています。しかし、アルコールの寝つきを良くする効果は、連用して3~7日で耐性が生じるため長続きはしないとされています。
一方、アルコールが睡眠を障害する作用は持続します。アルコールを飲む人は日中の眠気が強くなっている、翌日の注意力が低下する、疲れを感じやすい、交通事故等のリスクが高い、などの報告があります。


様々なアルコールの悪影響

・睡眠時の周期性四肢運動が2~3倍に増加して睡眠を分断化しやすい。
・胃炎、胃食道逆流症、頻尿を起こして睡眠を分断化しやすい。
・特に高齢者が寝酒をすると、睡眠の後半に喉が渇き、水を飲みに行く時や尿に行く時ふらついて転倒する可能性が大。
・アルコールを摂取する睡眠時無呼吸症候群患者では、心臓発作、脳卒中、突然死のリスクが高くなる。
・アルコールと睡眠薬を同時に内服すると、記憶障害やもうろう状態、いびきや無呼吸を悪化しやすい。


「酒は百薬の長」とのことわざがありますが、これはもう過去のお話しかもしれません。

最近では、アルコールはそれ自体が睡眠の質を悪化させるばかりでなく、睡眠時の病気を悪化させ、

薬との併用で悪い影響が出現するので、できるだけ控えた方がいいと考えられます。