中央店 病気について

かぜとインフルエンザのはなし2018/11/09

 

かぜのはなし
かぜというのは「上気道の感染症」です。上気道(鼻腔・咽頭・喉頭)が感染をおこすとそこに炎症がおきます。これは、病原体に対して自分たちの免疫が反応しているということです。熱が出たり鼻水が出たり咳が出たりします。
かぜの原因はほとんどがウイルスです。「かぜをひいたらお医者さんに行って抗生物質をもらおう・・・」そんなふうに思っていませんか?抗生物質はかぜやインフルエンザのウイルスには効きません。なぜなら抗生物質は細菌に有効な薬だからです。
逆に必要のない抗生物質を使い続けていると、薬剤耐性菌が出現して、いざというときに薬が効かなくなってしまう、という問題があります。
そもそも、かぜそのものを治す薬はありません。いわゆる「かぜ薬」はかぜの諸症状を抑える薬です。実際のところはほとんど自分の免疫で治っているのです。


インフルエンザのはなし
では、かぜとインフルエンザの違いは何でしょう?
インフルエンザの原因はインフルエンザウイルスです。インフルエンザの場合はインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬があります。病院で処方してもらうと良いと思います。
また、他の人にうつさないように家でゆっくり休むことが大切です。

インフルエンザのワクチンは、半年前の南半球でのデータをもとにWHOが予測し、今年流行しそうなものA型2つとB型2つを選び、混ぜて作っています。100%ではありませんが「予防に勝る治療なし」です。毎年受けるようにしましょう。


高齢の方へ
高齢の人は「かぜかな?」と思っても実は違う病気が原因のこともありますし、インフルエンザも重症化しやすいので気を付ける必要があります。早めに医療機関を受診してきちんと診断を受けましょう。
うがい薬はかぜの予防には効果がないとも言われています。うがい薬によるうがいのしすぎはかえって喉の粘膜を傷めることもあります。ただし、口の中を清潔にする事は「誤嚥性肺炎」の予防になります。