山田井店 病気について

睡眠Q&A Vol.32018/10/24

 

Q7:薬を使わない治療法はあるのでしょうか?

 

お薬を使わない不眠症の治療法として、『認知行動療法』があります。
認知行動療法は、睡眠に関する考え方や行動パターンを見直し、生活指導をすることで、不眠を改善していくことを目的としています。
カウンセリングを重ねることで、不眠の症状が改善することがわかっています。
また、睡眠薬を長期服用している場合にも、認知行動療法をあわせて行うことによって不眠の症状を軽減し、お薬を減量できる場合もあります。


Q8:眠れない夜だけ睡眠薬を服用してもよいでしょうか?

 

一部の薬剤では、不眠の頻度が低く(週1回未満)、服用量が少ない場合は、お薬を定期的に毎晩服用せず、眠りにくい夜だけ頓用(※)しても、不眠症状の悪化はないという報告もあります。
しかし、すべてのお薬にそれが当てはまるかはまだわかっていません。
また、不眠の症状が重く(週2~3回以上ある場合)、複数の睡眠薬を服用している場合には、お薬をのまなかった夜に症状が悪化してしまう可能性もあるので頓用は避け、医師の指示どおりに服用してください。
お薬の頓用を試したい場合は、必ず医師と相談して睡眠薬の種類や服用方法を決めるようにしましょう。
(※)頓用: 必要に応じて薬を服用する方法。頓服ともいう。


 

Q9:睡眠に関する悩みは、何科に行けば診てもらえるのですか?

 

何科を問わず、不眠に対する悩みや症状をかかりつけの医師にも相談し、睡眠薬を処方してもらうこともできます。
現在別の病気で受診していたり、お薬を服用されていたりする場合は、それらが原因で夜眠りにくくなっていることも考えられますので、受診される際に睡眠についても医師に相談してみましょう。


Q10:睡眠薬をやめられなくなるのではないか心配です。

 

「睡眠薬を服用すると、やめられなくなる(依存症になってしまう)のでは…?」と不安に感じる人も少なくありません。
かつて使われていたお薬の中には、依存性の強いものもありましたが、現在使われている睡眠薬は、継続して服用しても強い依存性はないといわれています。
不眠症は慢性疾患ですので、ある程度の期間お薬の服用が必要です。
怖がって、お薬をのんだり、のまなかったりするのが一番よくありません。
睡眠薬による治療をして、不眠が改善している患者さんには、休薬に向けて少しずつ量を減らしていく方法(減薬)などもあります。
ただし、症状が改善したからといって、ご自身の判断で急にお薬を中止したり減量したりすると、症状が悪化する場合がありますので、休薬を考える場合は、必ず医師に相談してください。