山田井店 病気について

睡眠Q&A Vol.22018/06/22

 

Q4:睡眠時間はどのくらいが最もよいのでしょうか?

 

米国で行われた110万人の男女を対象とした「睡眠と死亡率」の調査では、最も死亡率が低かったのは、睡眠時間が7時間の人でした。また、平成23年の総務省が実施した調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間42分と報告されており、日本人の平均的な睡眠時間は6~8時間程度であると考えられます。しかし、必要な睡眠時間は個人差が大きく、一般的な基準を作ることはできません。日中に快適に活動できていれば、十分な睡眠がとれていると考え、睡眠時間にこだわらないようにすることが大切です。


Q5:眠るためには、睡眠薬はいつ服用すればよいでしょうか?

 

睡眠薬は、体が寝る準備に入っているときに服薬しないと効果が出にくくなる場合がありますので、服用する時間帯に注意が必要です。睡眠薬は、普段寝る時間を参考にしながら、眠る直前に服用し、服用後はすみやかに床につくようにしましょう。服用後にしばらく起きて活動していると、寝つくまでの行動や会話などを忘れてしまうなどの、一時的な記憶障害がおこることがあります。また、一部の睡眠薬では、脱力やふらつきなどの副作用があるため、転倒を避けるためにも服用後は、すみやかに床につくようにしましょう。
睡眠薬によっては、食後すぐに服用すると体内に吸収される際に影響を受け、血液中のお薬の濃度にも関係して効果が出にくくなる場合があります。夕食後、ある程度の時間をおいて、眠る直前に服用するようにしましょう。処方された睡眠薬は、必ず医師、または薬剤師の指示どおりに服用してください。


Q6:市販の睡眠薬(睡眠改善薬)も不眠症に効果があるでしょうか?

 

OTC医薬品の睡眠改善薬は、お薬の注意書きにも記してあるように、旅行や心配ごとなどで寝付けなかったり、眠りが浅いなど、「一時的な不眠」に対して使用し、医師から「不眠症」と診断された場合には使用しないことが原則となっています。

 

「不眠症」は、夜間眠れないことで、日中の生活に支障をきたし、眠気や倦怠感などの心身の不調が、1ヵ月以上続いた場合などに診断されます。不眠の原因は人によってそれぞれです。自分ひとりでなんとかしようとせず、症状が長く続く場合には、早めに医師に相談しましょう。