山田井店 病気について

睡眠Q&A Vol.12018/03/16

 

不眠症について、よくある質問をご紹介します。

 

Q1:不眠の原因は何ですか?

 

眠れない理由はさまざまですが、その多くは覚醒と睡眠のバランスが崩れ、体を「覚醒」させる機能が「睡眠」を誘う機能よりも上回ってしまった場合、不眠がおこるという仮説が提唱されています。

バランスの崩れる原因には、生活習慣病/脳神経疾患/呼吸器疾患など、睡眠習慣の問題・睡眠リズムの乱れ、ストレス、うつ病などの精神疾患、アルコール/薬の影響などがいわれています。

眠りのメカニズムについては、まだ解明されていないことが多く、上記のような仮説が考えられています。


Q2:不眠と生活習慣病(糖尿病や高血圧など)は何か関係がありますか?

 

慢性的な不眠や睡眠不足は、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病になるリスクを高めることがわかっています。

多くの研究から、不眠と生活習慣病は互いに関連性があり、相互に影響を与えているといわれています。

不眠症状(入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒など)のある人では、ない人に比べて糖尿病になるリスクが1.5~2倍高くなるという研究データも出ています。

また、睡眠時間が5時間以下の人では、高血圧になるリスクが2.1倍だったという報告もあります。

不眠を改善することは、生活習慣病の予防や治療においてもとても大切です。


Q3:不眠症と睡眠不足の違いは何ですか?

 

不眠症と睡眠不足はよく混同されがちですが、まず睡眠不足は、就労や学習、不規則な生活などにより、偏った睡眠習慣となり、その人にとって十分な睡眠が得られずにいる状態をいいます。

ただし、必要な睡眠時間は、年齢による差や個人差があるため、何時間以上眠れば大丈夫、という基準はありません。

一方不眠症は、精神、身体、神経等の病気などのために、主観的に眠りたいのに眠れず、不眠の症状や日中の活動に影響が続く状態をいいます。

一時的な環境の変化やストレスなどで、数日間眠れない状態は一過性不眠といい、原因が解決すれば眠れるようになりますが、生活上の工夫を行っても不眠の症状が1ヵ月以上続く場合には、治療が必要な場合もありますので、医師に相談してください。