中央店 健康情報

体にいい油・悪い油について2018/03/02

 

脂質はヒトの重要なエネルギー源であり、ビタミンAやEなどの吸収を助ける働きを持つなど、重要な栄養成分の一つです。

 

油脂は脂肪酸とグリセリンからできています。(グリセリンに脂肪酸が3個くっついたものが中性脂肪ですね)脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があり、不飽和脂肪酸にはシス型とトランス型の2種類があります。

 

天然の不飽和脂肪酸のほとんどはシス型で、
ω3系脂肪酸(エゴマ・亜麻仁・青魚の油に多く含まれる。α-リノレン酸やEPA・DHAなど)
ω6系脂肪酸(コーン・大豆・綿実・グレープシード油に多く含まれる。リノール酸やアラキドン酸など)
ω9系脂肪酸(オリーブ・紅花・なたね・落花生油に多く含まれる。オレイン酸など)があります。

ω3系とω6系は必須脂肪酸(体内で作ることができないため食事からとる必要がある脂肪酸)です。

 

 

 

トランス脂肪酸について
常温で液体の植物油や魚油から、半固体又は固体の油脂を製造する過程においてトランス脂肪酸が生成する場合があります。マーガリン・ファットスプレッド・ショートニングやそれらを原材料に使った物にトランス脂肪酸が含まれています。精製した植物油や牛肉・羊肉・乳製品にも微量のトランス脂肪酸が含まれています。

 

 

トランス脂肪酸が体に悪いって本当?
摂り過ぎると、悪玉コレステロールが増え善玉コレステロールが減ります。心臓病のリスクが高まると言われています。WHOは摂取エネルギーの1%未満に抑えるように勧告しています。(日本人では約2g未満)アメリカ・カナダ・アルゼンチン・ブラジル・中国・韓国などではトランス脂肪酸の含有量の表示が義務付けられており、デンマーク・スイス・オーストリアでは100gあたり2g以上のトランス脂肪酸を含んだ油脂の国内流通を禁止しています。

 

 

最後に、トランス脂肪酸を多く含む食品。
マーガリン・コーヒークリーム・マヨネーズ
菓子パン・クッキー・ケーキ・チョコレート菓子・アイスクリーム・パイ
ドーナツ・ポテトチップス・フライドポテト・唐揚げ・コロッケ(ショートニングで揚げたものが多い)
インスタントラーメン・レトルトカレー・カレーやシチューのルウなどです。
食事は毎日のことです。気をつけましょう!