中央店 健康情報

禁煙について2017/06/07

★禁煙は今からでも遅くありません!!★

 

●「タバコをやめようかな…」とも思うけど、「禁煙なんていつでもできる」と楽観していませんか?

現在、タバコを吸っている人のうち、3人に1人が「タバコをやめたい」と思っています。 ところが、タバコを

吸う人の割合は、ここ数年横ばいです。つまり、禁煙を続けるのは、あなたが思っている以上に難しいのです。

タバコを吸うと、ニコチンは脳にあるニコチン受容体に結合します。すると、快感を生じさせる物質(ドパミン)

が大量に放出され、喫煙者は快感を味わうことができます。これが、「タバコを吸うと落ち着く」「ホッとする」

といった効用が得られるしくみです。しかし、30分もすると体内のニコチンが切れて、反対にイライラする、

落ち着かないなどの離脱症状(禁断症状)があらわれます。

そして、その離脱症状を解消するために、またタバコを吸うようになり、ニコチン依存症になっていきます。

 

●タバコの煙には50種類以上の発がん性物質が含まれており、肺がんをはじめ、食道がん、胃がん、子宮頸がん

など、さまざまながんを引き起こすことがわかっています。

しかもタバコの煙は、人への発がん性が証明されている『発がん物質第1群』に分類されています。

タバコの害は、喫煙者の周囲にも及びます。タバコを吸わない人でも、喫煙者によるタバコの煙を吸ってしまう

ことで(受動喫煙)、がんのリスクが高くなるのです。

自分のためだけでなく、家族や周囲の人たちの健康のためにも、禁煙を考えてみましょう!!

 

●禁煙してみようと思ったら・・・                                                                               ①喫煙と結びついている生活パターンを変えましょう(朝一番の行動の順序を変える・食後早めに席を立つ)                                       ②喫煙のきっかけとなる環境を改善しましょう(喫煙具を捨てる・喫煙者に近づかない)                                                 ③吸いたくなったら代わりとなる行動をしましょう(深呼吸・歯磨きをする・水や氷を口にする・散歩や体操)

 

●禁煙補助剤を使う方法もあります。

禁煙のための補助薬を使うことで、ニコチン切れの離脱症状があらわれにくくなり、禁煙を続けやすくなります。

禁煙補助薬には、ニコチンを含まない飲み薬・ニコチンパッチ・ニコチンガムの3種類があります。

医師が処方し、健康保険等が使えるのは、ニコチンを含まない飲み薬と、医療用のニコチンパッチです。

ニコチンガムと、一部のニコチンパッチは、薬局で買うことのできる一般用医薬品になります。

 

禁煙を続けることができれば、タバコでダメージを受けた体も健康に近づいていきます!

〇禁煙を1ヶ月続けると、咳やたん、喘鳴などの呼吸器の症状が改善します。

〇呼吸器の機能は禁煙の継続とともに良くなっていき、

1年後には、COPD患者さんの肺の機能に改善がみられます。

〇禁煙期間が2~4年もすれば、狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気のリスクが、

喫煙者と比べて著しく低下します。

〇10年を経過すると、がんのリスクも低下します。

〇10~15年経つと、咽頭がんのリスクが、タバコを吸う人と比べて60%も低下します。

〇また、10~19年で、肺がんのリスクが、タバコを吸う人と比べて70%も低下します。

〇さらに、20年で口腔がんのリスクが、タバコを吸わない人と同レベルになります。

 

このように、禁煙の生活が長くなればなるほど、タバコを吸わない人と同じ健康状態に近づきます。  

禁煙が遅いということはありません。喫煙生活を見直してみましょう。

 

当薬局では肺年齢測定を行っております。

ご自分の肺年齢を知ることで喫煙生活を見直すきっかけにしてみませんか?

気になる方はいつでも薬剤師にご相談ください。